■次女の結納から仏前結婚にいたるまで |
●「感想文」 新婦 鈴木寿代
四月十八日、私達夫婦は一行寺様のご仏前におきましてご住職那須様の司婚のもと、佛前結婚式を挙げさせて頂きました。昨年四月結婚を決意した私達は一行寺様の門をたたきました。
突然の申し込みにも拘わらず快諾して頂きまして大変感射しております。
一行寺様は私の祖父と父がご本堂お内陣の荘厳のお仕事をさしていただき、私も幼い頃は両親・兄姉とともによくお参りさせて頂いていましたが、まさかこの素晴らしい立派なお寺で新しい門出を迎えることになるとは想像もいたしませんでした。私達二人にご縁のあるお寺で式をあげられましたことは、本当に有難い事です。
当日は天候にも恵まれ、厳かな中にも暖かみのある素晴らしい式を挙げて頂き、親族共々心から喜んでおります。式後、披露宴会場までは人力車で移動をしました。御列席の方々沿道にいらっしやった方々から温かい眼差しと拍手に見送られ大変感動致しました。
ご住職の法話「夫婦で人生行路を歩むことは、お浄土に生まれるまで、愛憎違順の荒波の中、お互いを荘厳しあう修行の道である」
との御法話を大切に胸にしまい、ご仏前において二人で声をあわせて誓った青葉を忘れることなくお互いに支え合いながら心豊かに生きていきたいです。
合掌
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●両親へ紹介〜結納 |
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1)両親へ紹介 |
5月5日
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次女寿代が半年前からお付き合いをしている彼(鈴木一弘君)を家族に紹介する為に、我が家に来られた。第一印象は以前から聞いていた通りの気さくな青年であった。夕食時に、彼から結婚の申し込みが両親にあり、即座に承諾をした。私達夫婦は夕方から熱を出していたので途中から床に就いたが、長男と新潟から来ていた長女と孫二人と若い者同士で楽し<語り合っていた。 |
6月14日
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寿代、鈴木家の両親と4人で食事をする。 |
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2)結婚の日取り・式場選び |
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本人達の意思で、仲人さん無しで結婚をする事になった。
挙式は仏前結婚、披露宴の会場には京都東急ホテルと決まる。
式場となるお寺さんは、寿代の生まれた昭和48年に、西本願寺前の浄土真宗本願寺派『一行寺』が新御堂に再建された、その御内陣一式を(有)米澤神仏具製作所が担当し完成させたお寺に決めてくれた、私どもこのご縁を非常に喜び二人に感謝している。
日取りは、平成16年4月18日(日)と決まる。
結納・両家顔合わせの日時を、8月10日(日)米澤家で取り行うと決まる。 |
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3)結納の儀 |
8月10日 |
鈴木一弘・米澤寿代 結納の儀 式次第
出席者 米沢家 夫妻・新婦・正隆 鈴木家 夫妻・新郎 |
(1)
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午前11時、鈴木家米沢家に到着、玄関にてお出迎えし、一礼して部屋に通す。 |
(2)
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鈴木家、下図の様に結納品を配置する、両家無言。
男性側
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女性側
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父親:「用意をさせて頂きます」 |
父親:「どうぞお願いします」 |
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(3)
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鈴木家、米沢家に、目録を渡す。
父親:「この度は、息子とお嬢様との縁談を承諾下さいまして、有難う御座います。婚約の印として結納の品を、幾久しくお受け下さい
」 |
父親:「結構な結納の品々を頂き有難う御座いました。幾久しくお受けいたします」
目録の中身を取り出して確認する。 |
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(4)
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米沢家、鈴木家に受書・結納返し・家族書・親族書を渡す。
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父親:「こちらは受書・結納返し・家族書・親族書で御座います。どうぞお改め下さい」 |
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以上で結納の儀を終了。 |
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(5)
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容子が車椅子なので、一階の居間で行ったが、二階の床の間に飾り付けを再度する。 |
(6)
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お茶・お菓子・祝い膳
午後2時頃、ご両親帰宅される。 |
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4)両家への墓参 |
8月15日 |
二人で、東大谷に有る米沢家のお墓参り |
8月16日 |
二人で、彦根に有る鈴木家のお墓参り |
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